・ オーデオルーム
一つの部屋に複数のスピーカーを置いた場合共振して音を濁します。
marila jonas レコード入手しました
マリラジョナスのレコードは4~5枚しか残されていません。録音は1949年あたりで・・・日本のレコード会社ですとこれだけの枚数では商業ペースにのせられないので手掛けなかったのでしょう。 ネット配信の時代になって聴くことが出来るようになったといえるでしょう。アメリカでは当時レコードで販売していたようです。
私もアメリカ時代にこのピアニストについて知っていたなら、この人の演奏を聴いていたならレコードを買っていたに違いありません。残念です。Mさん、是非探してください。
レコードに詳しい友人が言うには・・・・「 古川さんのレコードコレクションを見ると日本のレコード会社のご都合主義が見えます。音楽レコード関係の情報誌に書かれている記事の大抵は音楽評論家という人達がレコード会社から金を貰って書いた提灯記事です。欧米には優れた演奏家は星の数ほどいます(いました)がレコード会社がその演奏家のレコードを売り出すには最低採算ベースに乗らないと扱いません。 古川さんのコレクションはそういうレコードのみです。私はヨーロッパ、東欧やロシアで生の演奏、レコードをたくさん聴いてきました。最近ネット社会になって日本でも馴染みになって来ましたが、多くの知られていない馴染みのない演奏家がたくさんいます。」そう言われると、私はアメリカやヨーロッパでレコードを探すとき20世紀の遺産、不滅の名盤・・・などという音楽雑誌を持参、参考にしながらレコード探しをしていました。 マリラ・ジョナスのレコードも見ていたかも知れません。プリンストンやニューヨークの中古レコード店にはきっと在ったに違いありません。 これを思うとアメリカって懐が広いですね・・・美術でもそうですが・・・病弱でいつ死ぬか分からない無名のピアニストのレコードもちゃんと録音しプレスして出してくれている・・・・、
「詩人にして、ピアノを自在に操る名手。現代の名ピアニストの中でも、彼女と肩を並べられる者はほんのわずかだ」(オリン・ダウンズ/ニューヨーク・タイムズ紙)、「ソロ・ピアニストとして第一級の存在」(ヴァージル・トムソン/ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙)と絶賛されたポーランドの知られざる名女流ピアニスト、マリラ・ジョナス[1911-1959]が1946年から1951年にかけて米コロンビアに残した貴重な全録音を集大成したボックス・セットです。ジョナスはナチスの追及を逃れてブラジルに亡命し、その後アメリカで成功を収めますが、48歳という若さで亡くなりました。残された録音もわずかしかなく、オリジナル・マスターからの復刻は今回が世界初です。
マリラ・ジョナスは、1911年5月、ワルシャワに生まれました。天才的才能を持ったピアニストとして、ジョナスは9歳の時ワルシャワでデビューし、パデレフスキの生徒となりました。彼女は1922年に国際ショパン賞を、翌年にはウィーンのベートーヴェン賞を受賞し、1926年からは全ヨーロッパでリサイタルを開くようになりました。しかし1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻によって、演奏活動の中断を余儀なくされ、彼女は強制収容所に収監。数週間後、彼女は自分の演奏を聴いたことがあるドイツ人高官の手助けを得て脱走、徒歩で数か月かけてベルリンのブラジル大使館まで325マイルを逃亡。これは後に「奇跡」と伝えられています。そこから、ジョナスはリスボン経由でリオデジャネイロへ亡命しました。肉体的・精神的に疲弊したジョナスは演奏活動をやめ、何カ月もサナトリウムで過ごします。夫、両親、兄弟がナチスに殺されたこともその状況に拍車をかけました。しかし同郷のアルトゥール・ルービンシュタインがジョナスにピアノ演奏への復帰を促したと言われ、1946年2月25日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでアメリカ・デビューして成功を収め、ピアニストとして復活したのです。その見事な演奏は、特にニューヨーク・タイムズ紙のオリン・ダウンズや、作曲家でニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙のヴァージル・トムソンといった名うての評論家たちを夢中にさせたのでした。
その約5年後、ジョナスはシューマン『謝肉祭』を演奏中に体調を崩し、舞台袖に戻ったところで倒れました。すぐに回復し、ステージに戻ったジョナスは予定された演目を弾き終えましたが、再び演奏活動から離れ、結局1956年12月のカーネギー・ホールでのリサイタルが、最後の演奏となりました。1959年7月3日、ジョナスは極めて稀な血液の病気で48歳の生涯を閉じました。
コロンビアへの録音は1946年から1951年のわずか5年間に行なわれ、これらがジョナスが残した全録音です。生前特に絶賛されたショパン作品からは、27曲のマズルカを中心に、夜想曲、ワルツ、ポロネーズ、練習曲、舟歌などが含まれており、ジョナスの表現力豊かな演奏の特徴がはっきり出ています。比較的大きな曲はシューマンの『子供の情景』のみですが、これは曲ごとの雰囲気の対比をはっきりと付け、文字通りラドゥ・ルプーやホロヴィッツに匹敵する魅力を持った演奏といえるでしょう。SP後期からモノラルLP初期の録音であったため、これまでCBS~ソニー・クラシカルからは復刻盤が出たことがなく、今回の正規マスター(アナログ・マスターおよびディスク原盤)からの24bit/192kHzリマスターによる丁寧な復刻は、全ピアノ・ファン待望のCD化といえるでしょう。
各ディスクは当時のLPのデザインによる紙ジャケットに封入され、詳細な録音データを完備したオールカラーの別冊解説書とともに、クラムシェル・ボックスに収容されています。(輸入元情報)
Mさん GAS. AMPZILLA ーⅡ & THAEDRA
この春クリプッシュホーン用のアンプを替えました。真空管ではないのですが1980年代GAS社のアンプジラというトランジスタアンプです。
プリアンプは同じGAS社のTHAEDRA (テアドラ)
アンプジラとテアドラはペアーでした。。名称とロゴが奇抜だったので印象に残っていました。縁があって今我が家にあります。何せ40年近い前のビンテージアンプですので2台ともオーバーホールが必要でした。画像のアンプジラの下がイクルクルシーブM4aというパイオニアのA級アンプです。これも35年前のものですが、アンプジラと比較してみました。ほぼ似たような音ですが、軍配はアンプジラです。楽器のリアリティさは圧倒的です。真空管アンプ、300B、FL34、211など聴いて来ましたが真空管アンプの音と違いをあまり感じません。アメリカのアンプですので探せばあるのだろうと思いますがもし見つかってもオーバーホールは必須でしょう。このアンプジラは音質重視の為に安全回路まで削除されていてスピーカーのコイルを焼いたと(悪)評判のアンプなようで、ネットでもそうい記事が数件出ています。・・がもし探すなら「 AMPZILLA ーⅡ」がいいようです。我が家のはⅡです。これにはプリの THAEDRAがベストマッチで、2台でワンセットと思ってください。日本のヤフオクでも良く出ています。ビンテージオーデオ専門店で買うのをお勧めしますが、こちらではメンテがされていたら25万円前後です。THAEDRAは15万前後。・・たぶんアメリカならもっと安いと思います。
※「AMPZILA」のロゴマークは目障りですから黒のシールで隠しています・
- プリとメインの接続は当初SAEC のグレードの低いケーブルでしたが
- SAEC のSL-3030に替えました。
- 無酸素銅の精度数値で7Nです。違いは歴然でした。
- 8Nになると20万円と跳ね上がりますが、そこまでは・・・
- CDプレイヤーとプリの接続は5Nです。ケーブルは重要なアイテムです。
- ここで軽視すると折角のアンプは性能を発揮できません。
真空管6550
M様
35年で2本目の真空管6550が切れました。
予備にダルマ管(Nさんがダルマの方が音がいい、と言っていました)で中国製、ロシア製を持っていましたがいよいよ使うことになってしまい、それらを聴くとどうもこれまでの米国製GE6550の音と比べると音が派手で広域に耳障りな音があり駄目だな・・と思い試しにEL34(electro harmonix ロシア製)で聴くと ロシアや中国製の6550ダルマよりGE6550(米国製)に近い音でした。GE6550が切れた場合の間に合わせならEL34がいいです。GE6550には僅か及びませんがかなり近い音です。驚きました。TUNG-SOL 6550 (ダルマ管)はロシア製と米国製がありますのでこの違いがあるか関心があり米国製(ビンテージもの)をヤフオクで買いたしました。中古なので、どれだけ使えるかは分かりませんが。
GE社で製造された6550は例えばマグナボックスのアンプ用とか日本ではラックス向けの6550もありそういうロゴの印字がありますが中身はGE社製6550です。必ずしもそう決まったものだけではなさそうで・説明は省きます。右からマグナボックスと印字されたもの。次が普通のGE6550。3番目がダルマのTUNG-SOL655、次がTUG-SOL(ロシア製)6550、一番左がEL-34(elwctro-harmonix RUSSIA製)EL-34の右(右から5番目)は中国製6550ダルマ管でオーデオリサーチアンプ用に製造された管です。EL-34はロシア製でもなんら遜色はないですが ダルマは中国製ロシア製は私の好みではないでした。今回入手した米国製の価格は5000~15000円 ロシア中国製は新品で5000円前後でした。ただ秋葉原の店頭では米国製6550は入手困難な球です。ということで試し聴きもあって10本ぐらい買いました。落ち着いてしっくり鳴っているのはGE6550です。
ターンテーブル ゴロ音対策
Mさんへ
、ターンテーブルの銅板についてです。
私達のプレイヤーはアイドラー式で